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チームの熱量を維持!リモート・ハイブリッドでエンゲージメントを高める具体的な方法と事例

Tags: チームエンゲージメント, リモートワーク, ハイブリッドワーク, チームマネジメント, リーダーシップ

リモート・ハイブリッドワーク環境でチームの熱量をどう維持しますか?

近年、多くのチームがリモートワークやハイブリッドワークを取り入れています。場所に縛られずに働けるようになった一方で、「チームの一体感が薄れた」「メンバーのモチベーションにばらつきが出た」といった課題を感じているチームリーダーの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

特に、対面での偶発的なコミュニケーションが減り、メンバー同士の物理的な距離が離れることで、チームのエンゲージメント(組織やチームへの貢献意欲、愛着)を維持・向上させることは、リーダーにとって重要な課題となっています。エンゲージメントが高いチームは、生産性が高く、離職率が低く、メンバーが自律的に動く傾向があることが多くの調査で示されています。

この記事では、リモート・ハイブリッドワーク環境下でチームのエンゲージメントを高めるための具体的な方法と、実際のチームで効果を上げた事例をご紹介します。

チームエンゲージメントが低下する要因とは?

リモート・ハイブリッド環境でエンゲージメントが低下しやすい主な要因は以下の通りです。

これらの要因を踏まえ、リーダーとして意図的に働きかけることが、エンゲージメント向上の鍵となります。

リモート・ハイブリッドでエンゲージメントを高める具体的な方法

ここでは、現場で実践できる具体的なアプローチをいくつかご紹介します。

1. コミュニケーションの「質」と「量」を意識的にデザインする

ただツールを使うだけでなく、目的意識を持ってコミュニケーションの機会を作り出すことが重要です。

2. 貢献実感と承認の機会を増やす

自分の仕事がチームや組織にどう繋がっているか、自分の努力が認められていると感じることは、エンゲージメントに大きく影響します。

3. 心理的安全性を高める仕掛けを取り入れる

メンバーが率直に意見を言えたり、質問や相談を気軽にできたりする環境は、エンゲージメントの土台となります。

4. 成長機会とキャリア支援

メンバーがチームでの活動を通じて成長できる、あるいは将来のキャリアに繋がると感じられることは、エンゲージメントを高めます。

まとめ:リーダーの継続的な働きかけが鍵

リモート・ハイブリッド環境でのチームエンゲージメント向上は、一度施策を行えば完了するものではありません。変化する状況に合わせて、リーダーが継続的にメンバーの声に耳を傾け、チームの状態を観察し、必要な働きかけを行っていくことが重要です。

今回ご紹介した方法は、すぐに実践できるものばかりです。まずは一つからでも良いので、あなたのチームで試してみてはいかがでしょうか。チームメンバー一人ひとりが「このチームで働けて良かった」「チームに貢献したい」と感じられるような環境作りを目指しましょう。


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